Style | BLIND BROGUE "R"



bespoke classic
六義RIKUGHI
Classic Bespoke Shoes | Style





rikughi`s
21st Century
Elegancy




Art&ClassiC

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bespoke classic
六義RIKUGHI
STYLE | Blind Brogue "R"
designed by Ryuichi Hanakawa copyright 2005 all rights reserved



ロスアンジェルスからカンクーンへ飛び、カンクーンから船に揺られてイスラ・ムヘーレス島へ巨大なロブスターを食らい、空と地平線と鮫を見に行く、、、

イスラ・ムヘーレスは、スペイン語で「女ヶ島」という意味で、それは有難かったが、
なにせ、まだ東京からメキシコシテイへは直行便はなく、ロスアンジェルス経由で行くと乗り継ぎを合わせ片道ほぼ一日がかりという時代だった、

この「ブラインド ブローグ」は、その旅の移動時間にデザインしたものだ、

「女ヶ島」までには、まだタップリ時間がある、


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ロスアンジェルスの空港ラウンジのサンドウイッチが乾ききっていて、紅茶もテイーバッグで、ポットも用意されていないことにウンザリしたせいで、
私は「ヒネった」デザインを描くことに決めた、




CLASSIC、、、but Twisted、、、クラッシックだけど、少し「ヒネっ」てある、

この「ヒネリ」がその人らしさで、いかにも好事家好み、ただ、その匙加減が難しい、、





想いついたのは「チゼルトウ」だった、
ご存知のように私はアーモンドトウを最も愛する日本人だが、「女ヶ島まではタップリ時間もある」、挑戦してみよう、


まずもって私が想うそれは、今のパリやイタリアのものとは違う、もっと古のもので、といってトゥーゼックやアンソニー・クレバリーのそれとも違う、

それは、一種の美化された記憶といえるかもしれない、それが実際にあったかどうか、祖父の残したトゥーゼックやデイマウロも確かめたが、そこにはなかった、





私の想い描くのは、スクエア気味のトウシェイプだけど、アーモンドトウのように正面から見ると左右非対称の膨らみをもった豊かなもので、しかしサイドはシャープに削り取られている、

そして、あくまでクラシックな少し細身のプロポーション、、、

そう、ゴーギャンが愛した豊饒と野生を併せ持つ南の島の女のように、、、


「ブラインド ブローグ」自体が好事家好みだが、これは、さらにアイレットとステッチにひと工夫を凝らしている、しかし無用に凝りすぎぬよう、シャープな印象と独特なトゥシェイプを生かすよう、「サジ加減」に腐心したつもりだ、


色は、「女ヶ島」に渡る深い海の「群青」、

大久保は、あえてヌード色のボックスカーフを群青に染め、さらにそれを色抜きして表情を与えている、








「BESPOKE SHOES 六義」
中央区銀座一丁目21番9号
phone 03-3563-7556 e-mail bespoke@rikughi.co.jp(appointment required 完全予約制)

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by bespokerikughi | 2009-05-31 00:54 | 4.BLIND BROGUE "R"
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