カテゴリ:4.「ビンテージ クロコダイル」( 1 )

100年素材 / 1930年代、ビンテージ クロコダイル



bespoke classic
六義RIKUGHI
Making | CLASSIC BESPOKE SHOES




rikughi`s
21st Century
Elegancy





Art&ClassiC


f0191114_12511142.jpg

100年素材
「エキゾチック 1930年代ビンテージクロコダイル」


爬虫類など、カーフ以外の皮をつかった靴を「エキゾチック」と靴屋は呼んでいます、カーフにはない質感は、選び方次第では、とてもエレガントでまさに「エキゾチック」な表情を与えてくれます、

その「エキゾッチック」のトップに君臨するのは、やはりクロコダイルでしょう、
ビスポークのクロコダイル シューズは、やはり好事家の垂涎の的です、その魅力は、一言で言うならクラッシックな贅沢感といえます、数あるエキゾチックのなかでも、この贅沢感でクロコダイルに勝るものはありません、正直いって私も、クロコダイルだけが持つその贅沢感には抗えません、魅力をもっている靴だと思います、




ただ、「本物」のクラッシックなクロコダイルのビスポークシューズは、その作り方からして贅沢です、


六義では、クロコダイルの靴一足をつくるのに、大きさにもよりますが3枚ぐらいのクロコダイルを使います、これは、その不定形をした形から最上の部分を選んでいくと云う事もありますが、班を揃えて美しく仕上げることに専念するためです、


この班を揃えるために、どの部分を、靴のどの箇所に使うかを、クロコダイルとにらめっこしながら、事前にプランを練っていきます、安いものではありませんから失敗は許されません、クロコダイルをクリッキング(裁断)するときには、やはり緊張します、




そうしたクロコダイルにも、質の差があり、極上のものを常に探し求めているわけですが、時代とともにやはり難しくなっていきます、

ここでご紹介するのは、珍しい1930年代のビンテージのクロコダイルスキンです、テーラーと同様に、常に最上の質の革を探していくと、良質なビンテージの革に幸いにも出会うことがあります、(しかし残念ながら、そうめったにはありません、)

これは、1930年代の英国のもので、ロンドンの外れに眠っていたものです、これを見つけられたのはラッキーでした、ビンテージのクロコダイルが見つかることは、そうあることではありません、

昔のものは、その質とともに、なめし方も何か今とは違っています、定かではありませんが、少しオイルを仕込んであるような気がします、質も少し肉厚で、表情に豊かさがあります(ここが大切です)、色もリッチなブラウンです、ビスポークシューズの黄金期を彷彿とさせます、




好みを言わせてもらえれば、極上のクロコダイルではクラッシックな靴を作るべきです、たとえて云うなら、最新のフェラーリよりは、古のブガッテイの美しさ、そこには先鋭とクラッシックが共存しています、


極上のクロコダイルでつくられた美しいクラッシックビスポークシューズは魅力です、

それも、「チゼル気味のスクエアトウ」ではなく、優美なアーモンドトウが好みです、
スクエア トウも個性的に映って魅かれるのは分かるのですが、私は、クロコダイルでは「やりすぎな」気がします、
クロコダイルの個性を生かして、優美なものに仕立てるにはシンプルなエレガンスがやはりふさわしいと思います、



六義では、黒と茶のバリエーションのみクロコダイルを扱っています(あえてバーガンデイなどは扱いません)、それが一番、この魅惑的な素材を生かすと思います、




「BESPOKE SHOES 六義」
中央区銀座一丁目21番9号
phone 03-3563-7556 e-mail bespoke@rikughi.co.jp(appointment required 要予約)

無断転載、画像の無断複写を禁じます。
copyright 2009 Ryuichi Hanakawa & RikughiCO.,Ltd.



by bespokerikughi | 2009-05-24 12:46 | 4.「ビンテージ クロコダイル」